中国でのコロナウイルスの感染報道がされ始めた当初、大きな変革が始まったと捉えていました。
大きな変化が起こる時には、多くの混乱が生じるだろう。
けれども、それらは必要だから起こること。
全てに意味があるのだから、どんな混乱が起きようと、より良い未来へと繋いでいくチャンスにして行きたい。
だから希望を持って、この先の未来の在り方に、少しでも役立つような発信を心がけています。
今回は、人が育つ環境としても重要な、学校の教育についてお伝えします。
学校は再開したものの・・

緊急事態宣言が解除され、自粛ムードから解放されつつあります。
学校も始まって、ちょっとホッとしている親御さんも多い事かと思います。
たまたま見たテレビで、小学生の子供さんがいらっしゃる親子が取材を受けていました。
休校になる前までは、帰って来ると学校であった出来事を楽しそうに話してくれていた子が、
「疲れた・・」と言って帰ってくるそうです。
学校での様子を聞けば、それも当然でしょう。
遅れた授業を取り戻すための、学習一辺倒。
給食はとにかく静かに食べる。
友達との交流も出来ずに、学校が楽しい場所になろう筈もありません。
運動会などの行事は全て中止で、夏休みも短縮です。
これまでの仕組みに当てはめさせよういう在り方
少しでも早く、進まなかった学習をこなさなければならない・・
もし今年の冬が訪れる頃に、感染者が増加し始めたら、また休校になるかも知れません。
そうなったら、今、遅れを取り戻そうとしても限界はやってきます。
これまでの学校教育の在り方そのものを、本来は見直すべきなのです。
今の学校教育で良いのか?

これまでの学校教育が本来の役割を果たしていたら、犯罪などが増えたりはしないでしょう。
戦前までは、人としてやって良いことと悪いことの「規範形成教育」がされていました。
江戸時代には、寺子屋であっても、素晴らしい師弟・先輩後輩の繋がりと教育内容がありました。
そういう教育が土台にあったから、犯罪はとても少なかったのです。
その一例となるCGS番組をご紹介しますので、ご覧になってみて下さいね。
たった6人で守られていた!?江戸の治安とは【CGS ねずさん 江戸時代 第4回】
戦後のGHQの占領政策の影響は、今の教育の現状にもまだ残っています。
70年以上に渡って続いてきましたから、当たり前のように定着してしまっています。
教育に関して、これまで見直されて来たことはあったでしょうが、
様々な事件や犯罪が増えてきている昨今の現状を鑑みても、教育の欠落がある事を否定はできないと私は思います。
いじめや、何かと誹謗中傷するような、言葉の暴力や行為も現にあります。
そういう思いや考えを持つ人、相手を思いやる心遣いもない行いをする人がいますよね。
それ自体、本当に情けないことです。
子供の世界は、大人の世界の写し鏡ですからね。
戦後の教育を受けてきた大人の在り方が、今、子供の育つ環境にも大きく影響しています。
これからの未来を担っていく子供達のためにも、大人がこれまでの常識を疑ってみなければなりません。
今の学校教育で本当に良いのか?・・と、考えてみて下さい。
自主性を育てる教育とは

ひとりひとり、生まれ持った個性や可能性があります。
みんな違います。
違っていて良いのです。
その違いがあるから、それぞれの良さが発揮できます。
みんながその違いを認めあって、互いに補い合うことで、より良き関係を作っていく。
そういう実践ができる教育環境が必要だと、私は思います。
ひとりひとり違うのだから、興味関心がある事や好きな事もそれぞれ。
ひとりひとり違うのだから、得意な事、苦手な事もまちまち。
ひとりひとり違うのだから、進むスピードが早い子もいれば、じっくり考えて進む子もいる。
それで良いではありませんか。
子供が育つのは、自分が周りから愛され、受け入れられて、認められている!と、感じてこそです。
自己肯定感の高い子は、伸び伸びと成長できます。
自分から「やる気」を持ち取り組みます。
自主性が育まれるのです。
テストの点数や偏差値で、人の価値は決められません。
みんなが同じ教室で、同じカリキュラムに沿った学習を進める事自体に、無理があると思いませんか?
子供の自主性が育つような教育環境の仕組みを、
これまでの常識を手放して、構築する必要があるのではないでしょうか。
基礎を学ばせ、子供が主体の学習を

母親のお腹に胎児の命が宿った時から、教育は始まっています。
健やかに命が育まれるよう、周りの妊婦への配慮は勿論、両親共に親としての役割や心構えを持つ大事な時期になります。
子供が無事に生まれて、目が離せない頃の子育ては、本当に大変ですが、
母性と父性の愛情の違いを活かしながら、日々成長する子供の変化を、家族みんなで楽しみ喜び合えると良いですね。
家族から愛されて育つことが、子供の成長の基礎になります。
人としての規範形成や学習は、3歳頃からになるでしょう。
幼い子供であっても一人の人間として見て、接するようにしましょう。
大人が思うより、子供は凄い可能性の塊です。
子供には難しいと思うような事であっても、吸収していく柔軟さがあります。
3歳~8歳頃までの間に、人間とは何ぞや?というところから、「仁・義・礼・智・信」の心構えを教えると良いでしょう。
その時に全ては理解はできずとも、その後の人としての「生き方の基盤」になるからです。
今の小学3年生前後までの、文字の読み書き、計算の基礎を学べば、
その他の勉強は、興味を示す事をどんどんやらせてあげると良いと思います。
個人の自主性に任せた学習と、学年を越えた子供同士の交流や体験型の学習活動。
そういった事を重要視する学校が、これから求められるのではないでしょうか。
先生は勉強を教えるのではなく、ひとりひとり違う個性を引き出してあげられるよう、
アドバイス・サポートするスタンスでいるのがベストだと思います。
主体は子供です。
先生や周りの人が見守る立場でいることは、結構な忍耐を伴うでしょうが、
ひとりひとりを認めて、出来るようになった事は思い切り喜んで、褒めてあげる。
そういう学校教育の在り方が必要だと考えます。
自由な選択肢を広げる

8歳~15歳・・今の中学を卒業する頃まで、「自分の決めた事は守る」という事をベースにすると良いと思います。
● 自主性に任せた学習をする。
● 子供達の意見や考えを反映させる。
● 行動範囲を広げ、接する人の枠を外して、何かの課題に一緒に取り組む。
● 自分の意見や考えを発表し、互いにシェアして議論する。
● 自ら選んで学習していける、選択肢のバリエーションがある。
今の高校・大学に進学する年齢を目安にしながらも、年齢に拘わらず、
徐々にひとりひとりの良さを活かせる、専門性の高い学習に移行して行けるような、
カリキュラムや進学先・進路先の選択肢を作ると良いと思います。
視野を広げて、海外ではどんな教育を行っているのか知ることもヒントになります。
日本の戦前の教育を参考に、今の学校教育を行っている所があるようですよ。
日本ならではの良さと、海外では学んでいるのに今の日本の教育にはない新たな内容と、
それぞれの良いところを融合して、新たな学習プログラムを作っていっても良いでしょう。
仕組みを作れば、学習の基礎は全国一律にして、リモート学習でも出来ます。
個々の学習を進めながら、人との関わりがあってこそ、学べることは体験型で学べば良い。
先ずは、今までの学校教育の型から外れた発想をしてみてはいかがでしょうか。
必然的に変えていく

不登校の子供が増えて来たのは、今の学校教育ではそぐわないんだよ・・という、
素直で正直な子供の気持ちの現れ・サインだと、以前から私は思っていました。
コロナ対策で休校が続いたこの機会を契機に、本当に子供の為になる教育とは何か考え、
新たな道を開いて行きたいものです。
受験はどうするの?とか、就職活動はどうなるの?・・とか、
これまでの慣例に当てはめようとすると、思考停止・足止め状態になってしまいます。
先行きが分からないと、未知な事には不安は伴うでしょう。
そうであっても、
感染予防対策という縛りを受けて、今の学校で子供達がどんな思いをしているか・・
今の学習環境が、子供の人格形成・学力と体力の向上・能力の成長を促し可能性を伸ばすものであるのかどうか・・?
立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
今のあり方は「やはり何かが違う!」「こうした方が良いのでは?」と思われるなら、新たな学びの環境を創造していくべきです。
世の中のニーズが高まれば、必然的に変えて行けます。
学校の教育に関して、悩み事や何か思うことがあれば、コメントをお寄せ下さいね 🙂
ご縁に感謝します。
意識を変えて ワクワクの未来を創ろう♥
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