親が変われば子どもは変わる【親として意識する5つの重要ポイント】
コロナ騒動の自粛中に一番接する時間が多かったのは、紛れもなく「家族」だったでしょう。
生活の元となる家庭・家族は、人生において影響を与えあう一番身近な存在です。
家族関係が良好なら、どんな人間関係も上手くいくでしょう。
子どもは親の背中を見て育ちます。が、
- 子どもをどうやって育てたら良いのか分からない。
と言う方がいらっしゃるのは事実です。
私は「親の愛情不足で育った人は、自分の子どもへの愛情のかけ方が分からないんだ・・」と思います。
きっと、その方の親も、十分に親の愛情を受けられなかったのでしょう。
未来を担っていく子ども達を育てることは、社会の重要な役割です。
今回は私の経験も踏まえながら「親として子育てで意識する重要なポイント」をお伝えしようと思います。
夫婦関係は良好ですか?

亡くなって20年になりますが、私は夫とコミュニケーションが図れた夫婦関係ではありませんでした。
私の言ったひと言が、何が気に入らなかったのか、突然ひと言も口を利いてくれなくなってしまう・・
新婚旅行先でそんなことがあって、スタートからそんな感じでした。
そうなってしまうと何を言ってもこじれるばかりで、暴力も受けることがありました。
悪気があるわけでもないのにちょっとしたひと言がきっかけで、望んでもいない状況になってしまうことが度々あり、

なんでこうなってしまうのか・・
と、理由もわからず辛い思いをしました。
機嫌を損ねると怖いから、夫に「○○して欲しい」と思うことがあっても言わず、何も期待しないようにしました。

そんな関係でしたから、子育ては勿論、将来の人生設計についても、夫婦で語り合った記憶がありません。
本来ならそういう大切なことは
思う存分話しあって、お互いの合意を確かめあって、
それぞれ役割分担をして助けあいながら、人生を共に歩んでいくのが夫婦なのではないかと思います。
たまには夫婦喧嘩をする時だってあるでしょう。
そういう時こそお互いに落ち着いて思いを打ち明けて、互いに納得する解決策を話しあうと良いと思います。
喧嘩するほど仲が良い・・と言うのは、そういうことが「絆」を深めるきっかけになるからでしょう。
今は離婚も多いし、結婚しないシングルの方もいらっしゃいますが、
夫婦は「愛」というものを学び、互いに自己成長をしていく一番の関係なのだと思います。
親の心理状態は、子どもに敏感に伝わりますから、親が幸せなら子どもも幸せを感じるものです。
言わずもがな夫婦が円満であれば、子どもにも良い影響が与えられるでしょう。
親の方が子どもに育てられるということがあります。
子どもの成長と共に、親としても成長していきたいものです。
重要ポイント 1.
< 経験から思うこと >
- 夫婦のコミュニケーションの大切さ。
- 夫婦は「愛」を学び、互いに成長していける関係。
- 親の心理状態は、子どもに敏感に伝わる。
- 子どもに親も育てられる。
「自分が変われば相手も変わる」とは?

夫に「○○して欲しい」と思っても、そうしてくれないことが不満やストレスになります。
機嫌を損なわせると怖くて、思っていることを言えずにいた私が、
「自分が変われば相手も変わる」
ということを知り学んだのは、もう30年は前になるでしょうか・・

相手を変えようとするのではなく、自分が変われば良いのだ。
そう思ったは良いけれど、自分がどう変われば良いのか??というところからのスタートでした。
それからは物事に対してどう捉えるか?という、「考え方の訓練」を自分なりにしてきたように思います。
夫婦・親子関係に限らず、どんな人間関係や出来事に対しても、すべて自分の捉え方次第で「受けとめ方」「感じ方」が変わります。
- 嫌な所だけを見ていたら、悩みの深みにはまっていくし、嫌な部分が強調され、余計に表面化することが起きてきます。
どんなことも表裏一体なので、必ず良い所や利点があるものです。
例えば・・
- 頑固 ⇔ 意思が硬い
- 優柔不断 ⇔ 臨機応変
- 失敗 ⇔ 学びの経験値が増えた
- 不運な出来事 ⇔ 幸運に切り替わる転機
こんな感じで捉え方を変換してみるのです。
良い所や利点を見つけるよう捉え方を意識的に切り替え、出来るだけポジティブで前向きに受け止めるようにしてみましょう。
- 相手の良いところを見れば、その良さが際立ってきます。
- それで相手が変わったような見方に変わり、実際に相手は変わっていきます。
良くも悪くも捉え方次第で変えられるということが、「自分が変われば相手も変わる」ということなのだと思います。
「親が変われば子どもは変わる」も同じです。
重要ポイント2.
「自分が変われば相手も変わる」
- 相手を変えようとするのではなく、自分の捉え方を先ず変える。
- 良い所・利点に意識を向けるようにし、捉え方を切り替える訓練をする。
- どんな人や物事でも、自分の捉え方次第で如何様にも変わる。
親の責務と子どもとの接し方

人は誰でも「幸せになりたい」という思いがあると思います。
そして、身近で大切な人であるほど、「幸せであって欲しい」と想い願います。
子どもの幸せを願うのは「親心・愛情」です。

そのために親が良かれと思ってしていることが、本当に子どものためになっているかが肝心です。
子どもの幸せを願う親として、重要な責務は「子どもを自立させる」ことです。
「自立」は自分で何でも判断してできるようになると同時に、
人としてやって良いことと悪いことの分別ができる「自律」も身につけることが必要になってきます。
まだ幼くて出来ないから、危ないから・・と、親が余計な口出し手出しをすることを、親心や愛情と勘違いしないことです。

意識していないと、ついついやっちゃうんですけどね。
意識し続けていけば、無意識に習慣化されていきます。
幼い子どもであっても、一人の人格ある人間であると認めて接するようにしましょう。
子どもの成長段階で、親としての対応は変わってきますが、過保護・過干渉、逆に放置するでもなく、
「察する」ことと「見守る」ことが、子育てには重要だと私は思っています。
親が子どもに育てられ鍛えられる一番の部分が、「察する」ことと「見守る」ことかも知れません。
重要ポイント3.
- 親の重要な責務は「子どもを自立させる」こと。
- 子どもをひとりの人格ある人間だと認めて接する。
- 「自立」と「自律」を促し、「察して見守る」子育てをする。
「察して見守る」子育てとは

始めての子育ては、どうしたら良いのか分からすに、戸惑うことも多いでしょう。
何をするか目が離せない時期は、何かと本当に大変です。
どんな時も、子どもの状態を察する必要がありますね。
- どうしたいのか察する。
- 何をしようとしているのか察する。
親にとってはやって欲しくないこと、手が掛かる厄介なこともいっぱいあるでしょう。
- それでも子どもがやりたがること・興味関心を示すことは、出来るだけ何でも自分でやらせてみることが大切なのです。

大きな怪我や事故に繋がるような危険は、親がその身で回避させる必要はありますが、
「危ないでしょ!」・・と頭ごなしに言うのではなく、
「○○しようね。」・・と、安全に導く言葉がけができると良いですね。
過度な口出し・手出しをしないことが、子どもの自己成長を促進させます。
子どもが沢山の経験から気づきを得られるように、あくまでも「親は補助する立場」でいましょう。
そういうことが、親が与える愛情のひとつだと思います。
- 幼い時に心地よさと不快感を、五感を働かせて感じさせる体験をすることも大切だと思います。

「気持ちいいね。」・・とか、「痛かったね。」・・とか、
共感してあげることはとっても大切です。
親はニコニコしながら、子どもに共感するような温かい言葉がけを意識すると良いでしょう。
そしてできるだけ自然に触れたりして、心地よさを五感を通して感じる機会を増やしましょう。
五感を働かせると「第六感」も働くような能力が育ちます。
心地よさと不快感ともに体験すると、思いやりが育つと思います。
- 片づけや勉強など、親がやって欲しいと思うことは、楽しみながら一緒にやる工夫をしましょう。
子どもには各々の個性があり、成長スピードはひとりひとり違います。

兄弟姉妹、友達同士などとも比較することなく、
「この子はなんでできないのか」と思わないことです。
「○○させよう」とするのは親のエゴで、子どものためにはなりません。
子どもに「主体性」を持たせ、自分で「決めたことは守らせ」て「任せる」ことです。
重要ポイント4.
- 何でも自分でやらせてみる。
- 五感を働かせて感じる体験をさせる。
- 子どもに共感する言葉がけをする。
- やって欲しいと思うことは、楽しみながら一緒にやる。
- 子ども同士を比較せず、個性を認める。
- 主体性を持たせ、自分で決めたことは守らせ任せる。
温かく見守りながら、子どもの成長を認めて一緒に喜ぶように、子育てを楽しみましょう。
子育てで試される親のあり方

そうは言うものの、察して温かく見守るということは、親が大らかで寛容でないと中々できないものです。

親自身が精神的にも安定して穏やかな状態でいられると良いのですが、
誰にでも多かれ少なかれ浮き沈みの波はありますよね。
- 子育てを通して、親自身が自己コントロールをする練習をしているのだと思いましょう。
「ついつい言ってしまう言葉」や子どもに「してしまう事」に自分が気づき、
グッと堪え転換させるような忍耐力のような意識が、寛容に見守るためには必要になってくるかも知れません。
「察する」「見守る」親のさじ加減が、子育てを通して試されます。
先にお伝えした「子どもに親も育てられる」部分のひとつです。
子どもに任すということは、親自身が寛容であると同時に、
- 親が子どものことを「真から信じてあげられるか?」ということも、試される重要な点です。
期待するのではなく、どんな時も子どもを「信頼する」のです。
そういう環境で育った子どもは、自分を信頼して自分の力や可能性に期待し、自らの才能を自分でどんどんと伸ばして成長していくでしょう。
「信じて任せて見守る」が、親の大きな愛情です。
重要ポイント5.
- 温かく大らかで寛容でいるよう、子育ては親自身が自己コントロールをする訓練になる。
- 親の大きな愛情は、子どもを「信じて任せて見守る」こと。
子どもの可能性を引き出す実践を

お伝えしてきた重要ポイントは、子育てに限らず人間関係や様々な出来事に対しても、共通して役立つ意識だと私は思っています。
これからの保育・教育や親のあり方を、改めて考えてもらえるよう「CGS番組」を最後にご紹介します。
これまでお伝えした【重要ポイント】を参考にしながら、ご覧いただければと思います。
子どもたちの主体性を大切に、一人ひとりの可能性や個性を育む「わくわく子どもえん」【CGS 神谷宗幣 川口正人 特別編】
子育てに関わる「親」として、
また、社会の一員として生きる「大人」として、
全体の意識が向上し、
未来を担っていく子ども達が、大きな可能性を切り開いて生きていける世の中へとなることを願い祈っています。
重要ポイントを意識して日々実践していきましょう。
こちらの記事もぜひご覧になり、参考にしてみてくださいね。
ご縁に感謝します。
意識を変えて ワクワクの未来を創ろう♥